後見・遺言サポート
老後の不安を弁護士がサポートします
高齢化社会を迎えて、「老後を一人で生活する単身世帯」、「高齢夫婦二人暮らしの核家族」の方が増加しています。このような高齢者の方は社会から孤立しがちで、健康状態や判断能力の低下により、様々な不都合やトラブルに見舞われることがあります。
家族と同居していたり、施設に入所していれば、病気や認知力の変化に気づいてくれる人がいます。また、金銭問題や契約上のトラブルに巻き込まれるリスクは一応減ります。しかし、そうではない高齢者の方には、以下のようなリスクが生じることが考えられます。
- 誰も気がつかないまま病気が進行する
- 入出金管理が正しくできない
- 契約事項の確認ができない
- 訪問販売・詐欺に騙される
充実した老後の生活には、健康や財産管理が重要になりますが、そのためには個人の生活から法律までをサポートできるホームロイヤー（顧問弁護士）が身近にいると安心です。
弁護士法人オールイズワンは、皆様の「財産管理」、「契約事項の確認・締結」、「健康状態の確認」などを支援いたします。「生きるを支える後見・遺言サポートサービス」をどうぞご利用ください。
法定後見契約サポート
判断力が衰えている方の後見人を裁判所が選任する制度を「法定後見制度」といいます。法定後見契約サポートでは、家庭裁判所への法定後見人選任の申立てを支援します。後見人への就任のご依頼も増えています。
任意後見契約サポート
判断力が衰えてきた場合に備え、判断力があるうちに後見人を決めておく制度が「任意後見制度」です。任意後見契約サポートでは、家庭裁判所への任意後見人選任の申立てを支援します。後見人への就任のご依頼も増えています。
財産管理契約サポート
財産管理契約サポートとは、弁護士がご本人に代わって財産管理や契約締結を行うサービスです。複数の財産をお持ちで第三者に管理を任せたい方、葬儀やお墓など死後の契約事項を委託したい方が利用されています。判断力が低下した時には任意後見契約に移行するという契約形態の利用も増えています。
見守り契約サポート
見守り契約サポートとは、一人暮らしの高齢者の健康状態や判断力を確認するサービスです。訪問や電話で定期的に連絡を取り、高齢者の状況を確認します。
終活とは、人生のエンディングについて考え、遺言や葬儀、相続などに自分の意思を反映させるための活動のことです。元気なうちから人生の終焉を見据えて、最期まで自分らしくより良い人生を送るための活動でもあります。
終活では遺言を作成しておくことで、亡くなられた後に自分の意思を反映させることができます。また、死後事務手続きを託すことで、葬儀や遺品整理などで近親者に負担や迷惑をかけることがなくなります。ご自身のエンディングを考えて物や思いを弁護士に託すことで、老後や死後に対する不安を解消することができます。
遺言サポート
遺言とは、死後について遺した言葉であり、故人にとっては最後の意思表示となります。遺言サポートでは、遺言案の提案から作成、遺言の執行までを通じ、家族へ思いを伝える作業を全面サポートします。
死後事務委託契約サポート
人は死亡すると、行政への届け出や火葬・葬儀に関する手続き、医療・介護費の精算、公共サービスの名義変更などさまざまな事務手続きが発生します。死後に発生するこれらの事務手続きを弁護士に任せることができます。
高齢者の方が毎日をより良く過ごし、さらに終活を見据えた手続き方法に「家族信託」と「遺言代用信託」があります。
高齢者の財産管理には成年後見制度（法定後見・任意後見）がありますが、家庭裁判所への報告義務があったり、積極的な資産の活用ができなかったりと、さまざまな制約があります。
家族信託を利用することで、本人に判断力があるうちは本人の意思に基づいた財産管理、判断能力が衰えた後は本人の意向に沿った財産管理を行い、積極的な資産の活用が可能です。
また、遺言代用信託は本人が生存しているうちは通常どおり本人が金銭を受け取ることができ、亡くなった後は本人が指定した受益者に金銭が給付されるため、スムーズな財産の引き継ぎが可能です。
家族信託サポート
家族信託とは、自分の財産を管理する権限を家族に託すことです。家族信託サポートでは、家族信託契約案の提案から契約書作成等、幅広くサポートを行います。
遺言代用信託サポート
遺言代用信託とは、生存中の財産管理は専門家に託し、本人が亡くなった後は家族へ財産を引き継げる信託です。遺言代用信託サポートでは、信託プランの提案や商品の契約・申し込みをサポートします。
- 代表弁護士あいさつ / 代表弁護士 青木芳之
人生100年の時代、より良く生きるということの意味は、一昔前とは随分変わりました。最後まで健康に生きることは勿論、最後まで自分の意思で生き抜くこと、自分の亡き後、時間をかけて自分の気持ちをご家族や身近な方々に伝えていくことの重みは、格段に増してきています。
これまでの人生を振り返った時、人それぞれ、様々な歴史があります。ずっとそばで支えてくれたご家族、諸処の事情で、本意ならずも良い関係を築いてこられたとは言えないご家族に対し、様々な思いがあるはずです。
そのような思いを形にすることも、また、最後まで自分の意思で生き抜くことも、その実現可能性を高めようと思えば、自ずと専門家のチカラが必要になるはずです。
私はこれまで、弁護士として、様々なケースを扱い、様々な方々の、様々な心に触れてきました。その心を受け止めることが我々の仕事であると決意することが、常に、弁護士法人オールイズワンのスタートラインです。
オールイズワンとは、「一切即一」を意味します。これは、どのようなことにも真理はあり、したがってそこから導かれるたった一つの最善策が必ずあるのだという、私の弁護士としてのモットーです。
皆様方の様々なお気持ちを解きほぐし、たった一つのベストウェイにお導きすることができるよう、日々精進し、メンバー一同、初めてお話しさせていただくご相談の日をお待ちしております。